ヘナってなに?
インドで生えているミソハギ科の植物で、葉を乾燥させて粉末状にすると天然の染料にもなります。
粉末状の葉に水をかけてギュッと絞ると、オレンジ色の液体(染料となるもの)が抽出されます。
ヘナ以外にも髪の毛を染めるハーブは 、インディゴ( ホソバタイセイ ) / アムラ / シカカイ / プリンガラージ などがあります。
ヘナのいいところ
① 髪にツヤが出る ② 髪にハリ・コシが出る ③ 頭皮がスッキリする
ヘナは『 オレンジ 』にしかならない!
ヘナはオレンジの色素を持っているので当然、ヘナ単品で染色すると、黒髪はほんのりオレンジになり、( 写真左 )白髪は真オレンジになります。( 写真右 )
そこにオレンジと対象的な 『 インディゴ葉 』=『 藍色 』をミックス・ブレンドすることにより、『 ブラウン 』っぽく染めることができます。
ヘナは黒く染まる!!
ヘナ商品を扱うメーカーさんはたくさんありますが、中には『 良く染まる 』事をうたっている商品の中に、黒やブラウンに発色する『 科学染料 』と『 天然のヘナ 』をミックスして販売されているものがあります。
もちろん、前述にもあるように『 ヘナ 』だけでは、髪の毛は『 黒く 』は染まりません。 実際のヘナを水に溶いた状態はこのような色をしています。
↓も『 ヘナ 』と書かれた商材ですが、化学染料が入っているもので、お湯と混ぜると濃い茶色や黒っぽくなります。
ヘナはかぶれる!!
上記にある科学染料が入っている可能性のあるヘナは、一般のカラー剤と同様の『 かぶれ 』を起こす可能性があるということです。
これは以前の新聞記事内容ですが、こんなトラブルが続出していた事もあります。
ヘナは『 安全だ 』『 髪の毛に良い 』と思い込んでいる方!! 要注意ですね。 『 天然のヘナ 』と『 ヘナ配合 』は訳が違いますので気をつけてくださいね。
ヘナをするとパーマがかかりにくい!!
そんなことはありません!! ヘアカラーなどの科学染料を使用している感覚だと、かかりにくいと感じますが、複数回染めようが、ヘナ染料では髪の毛には傷み(ダメージ)は出ていないので、素髪の状態にパーマをかけている事になるので、かかりにくく感じるだけです。
ヘナは時間がかかる
美容師が髪の毛に塗布する時間はかわりません。 塗ったあとに放置する時間がお店では5~10分長いだけで十分です。 細かいところでは長時間置く利点もあるんですけどね!