❏ なぜ人毛ウィッグ専門店?
ウィッグに対応する美容室をやっていて、いろいろなことをお客さまからヒアリングすることができます。 よくお伺いする事例としては、「相談できる人がいない、そのためブログなどを読み漁る」 「よく宣伝されているようなウィッグ店は高そうなイメージがあるし、ネットは若干不安があるし、直接相談するとなると専門店以外のチョイスがない」 「いままで通っていた美容師さんとは、いままでウィッグの話もしてきたことがないし、となりの席も近いので相談できそうもない」 などなど様々なお悩みがあります。 また、利用者さまの病気や髪の毛の状態などによっても、話の内容も異なります。 そのため、少しでも美容師さんにウィッグに興味をもっていただき、長年通っていただいているお客さまにも対応ができ、身近に相談にのっていただけるような美容室が増えるような商品を製作いたしました。
ネットや通販でも購入できるファイバー( 化繊 )のウィッグは人毛に比べ材料費が安い分安価に購入できメンテナンスがとっても楽です。 そんなファイバーやミックス毛のウィッグですがデメリットもあります。 美容師サイドのデメリットとしては、普段美容室でカットに使っているハサミを、ファイバーウィッグのカットに使うと、刃の劣化が歴然で、ハサミの切れ味がすぐに悪くなり、一般のお客様の髪の毛を切ると枝毛生産バサミ化してしまい、カットに使えなくなってしまうので、ウィックを切る専用のハサミを用いなくてはならないと言う、美容師側サイドの思惑があります。
そのため、人毛ウィッグであれば、美容室で普段使用している同じ道具でできますし、アレンジやスタイリングなども普通の髪の毛と同じようにすることができ、またカラーもできるので、使い込んで色が退色して明るくなってしまった色の調整をしたり、地毛がくせ毛なのに綺麗なファイバーウィッグの場合、毛質がミスマッチになってしまいますので、パーマをかけてクセを出したりすることも美容師さんがすることができるので、いままで通われていた美容師さんにも地毛のことも併せて相談しやすくなるのではないかと思います。
❏ 人毛ウィッグの「 デメリット 」から解説します
まずご説明しなくてはならないのは、人毛ウィッグのデメリットです。 メーカーさんは自社製品のいいところをご説明することが一般かと思いますが、私は商品のデメリットから把握していただき選択していただくことが最良と考えています。
① 空気中の水分を吸いますので、高温多湿時期と乾季時期では、ウィッグの重さが異なります
② 上記の通り水分を含むため、夏は装着感が、ファイバー毛( 化繊 )に比べ暑く感じます
③ 髪の毛と同じ、洗って乾かすのに時間がかかります
④ もちろん濡れた状態で乾くと髪の毛は変形しますので、寝グセもつきます
⑤ 昔に比べ、植えられている髪の毛がクセのあるものが増えています
⑥ クセがあるものが増えているので、セットに若干時間がかかります
⑦ 紫外線の当たり方で髪の色が褪色します
⑧ 髪の毛の質・製作工場・職人技術の差により商品の若干のアタリハズレはあります
⑨ ファイバー毛に比べ、植えこんでいるネットから脱毛します
❏ 人毛ウィッグの「 メリット 」を解説します
① 風に自然になびきます
② 綺麗・均一なファイバー毛に比べ、髪の毛の太さは1本1本異なりますので自然です
③ 綺麗・均一なファイバー毛に比べ、いい意味で艶感が枯れています
④ パーマ・縮毛矯正が可能です
⑤ ヘアカラー・マニキュア・ヘナ・ブリーチも可能です
⑥ 巻き髪などのセットが可能です
⑦ 美容師さんにも対応していただきやすいです
❏ 衝動買いよりも何度も「 装着練習 」
今までウィッグを購入されたお客様からよくお伺いする内容として「 ウィッグをまったく使っていない 」という声をよくお伺いします。 「未使用のものがあるんだけど、寄付できる?」「このウィッグすごく高かったのよ!」などなど… 何かを買ったあと、よく後悔する場合ってよくありますよね。 まずは、購入したものがタンスの肥やしにならないように、弊店では練習・サイズ確認用にウィッグ、部分ウィッグ、ウィッグベースを1週間無料にて( 送料はご負担ください )「 ウィッグ練習・試着セット 」をレンタルさせていただいております。
装着には慣れやコツが必要です。初めてご利用の方や比較検討をされていらっしゃるお客さまは購入前にはレンタルをしていただいて、がんばって1週間程度練習をしてください。 レンタル用のウィッグはウイッグショップ( 通販 )のカートよりご購入頂ければ発送いたします。